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焙煎の練習

下の画像は、わたしが焙煎の勉強している所での練習風景です。

ちょうど師匠が写ってました、左の人です。(ちなみに右はわたしではありません。)

師匠は、コーヒーでは30年以上のキャリアがある方で、

おいしいコーヒーを作りたい一心で、オリジナルの焙煎機まで開発した人です。

30年の経験をもとに、コーヒーのことだけを考えて、採算度外視で作られています。

トーマスのような形をした赤い機械が焙煎機です。

焙煎機のことをご存じの方は、「ちっちゃー?!」と思われるでしょうが、

この焙煎機は、業務で使用する本格的な焙煎機と同じ構造をしています。

なので、この焙煎機で練習することによって、開業後に使うことになる焙煎機と

同等の練習ができるわけです。

これを使うメリットは、練習を数多くこなせることですね。大きな焙煎機だと、

導入する生豆も数Kgになるため、費用もばかにならないし、10回も練習すれば

数十Kgのコーヒーができあがるので、それをどうするかという問題も生じてきます。

でも、この練習機だと、1回の投入量が200~500g位なので、そういった

問題がないので、思いっきり練習できるんですね。

Cafe Renca Blog

これが5Kgの焙煎機で、実際に業務に使用されているものです。

わたしが使用する予定のものは3Kgで、これよりひとまわり小さなものです。

Cafe Renca Blog

焙煎の詳細については、また別の機会にするとして、わたしたちが焙煎をどのように

勉強しているかを簡単にお話します。

焙煎を習い始め

焙煎機の操作を中心に説明を受けながら、操作を頭に叩き込みます。

その間に、なぜこの操作が必要かとか、その操作をすることによって焙煎機の

内部で何が起こっているのかなど、懇切丁寧に説明していただけます。

そういった説明を受けながら、操作を勉強していきますので、初心者でも

理解しやすい講習だと思います。

個人指導

次に個人指導の段階に入ります。師匠からマンツーマンで、教えてもらうわけですが、

操作の説明や理屈について何回も話をしてもらえるので、前回の講習で

よく理解できなくても自然と身に着くようになっています。

また、焙煎をしながらいろいろなコーヒーや自家焙煎店の経営についての話など

をしていただけるので、これから自家焙煎店をやりたい人にとっては、そういった

ことも非常に参考になると思います。

自主トレ

個人指導を何回か受けた後に、自分1人で回数をこなして、練習する段階に

入ります。この段階では、基本的には焙煎しては、試飲してチェックを

何回も繰り返します。

こうやって、焙煎した豆を持ち帰って、ティスティングやブレンド、知人の感想の聞き取りなどを

実施してゆきます。そして、これらの自宅での勉強を次の焙煎にフィードバックします。

こういったことの繰り返しによって、みんなが焙煎技術の向上に励んでいます。

最後に、

こういう風に書くと、道場のような感じがするかもしれませんが、実際は全く正反対です。

みなさん、楽しみながら学ぶって感じで、雑談をしたり、冗談を言ったり、和気あいあいと

楽しくやっておられます。

焙煎って、やってみると奥が深くて楽しいものなんです。

なので、オープンしてお店にも慣れてきたら、興味のあるお客様には焙煎を体験して

いただけるようイベントなども実施してゆきたいと考えていますので、乞うご期待ください。

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