きょうは、先週焙煎した豆を予約いただいた方々に発送したり、まだ発注

できていないスピーカなどのリストアップや発注でバタバタした１日でした。

焙煎した豆ですが、普通は焙煎後に煎りむらのある豆や、焙煎後に

判明した不良豆を取り除く作業をするのですが、今回は忙しかったせいも

あって、発送間際に作業をするつもりでいました。

が、毎日試飲だけは続けておりました。

すると、試飲した日によって、おいしい日と、なんかちょっと雑味がある日が

あるのです。

「変だなぁ、まだ風味が落ち着いていないのかなぁ。」と思いつつ、試飲して

いると、ある特定の銘柄にその傾向が表れている事に気が付きました。

その銘柄は、マンデリンとモカだったんですね。

ちょうど、注文頂いていた銘柄だったので、

「焙煎、失敗したかなぁ。他の銘柄にチェンジしてもらわないと。」などと

考えながら、試飲を続けておりました。

ある日、「なんでかな？」と考えていると、

焙煎後のハンドピックをやっていなかったことに気がつきました。

マンデリンとモカは、他の銘柄に比べて、不良豆が多いんですね。

焙煎前にハンドピックするのですが、焙煎後に不良豆となるものが結構
でてくるんです。

なので、コーヒーを淹れるときに挽いた豆の中に不良豆が混入する確率も

他に比べて高くなってきます。多分、そういう理由で、おいしい時もあれば、

雑味を感じるときもあったのでしょう。

コーヒーをきょう発送することにしていたので、きのうの夜からハンドピック

作業を始めました。銘柄ごとに、ハンドピックしては試飲を繰り返しました。

やはり、他の銘柄に比べて、上記の２銘柄の味が格段によくなって、

きょうの発送作業を、変更なしに完了することができました。

今回の教訓ですが、

「焙煎後のハンドピックを真面目にやることで、コーヒーの味が格段に

上がることがあるので、手を抜かずにやることが大切である。」

ことが、よく分かりました。

おっと、ここまでブログを書いて気がついたのですが、

先週、焙煎した豆を師匠に送ったのですが、ハンドピックしてないものでした。

「師匠、気がついてくれたかな～？」　（ 当然、気がついているはずですよね。(^^ゞ ）

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