ブログ

コーヒーは食品か?

みなさんご存じだと思うのですが、カフェを開業するには営業許可が必要なんですよね。

今年も2月に入ったころに、早いうちに調べておこうと思いたち、衛生監視事務所に行って

話を伺いました。

営業許可取得に必要なもの

営業許可申請書

施設の平面図、機械器具類の配置図

営業許可申請手数料

食品衛生責任者を証する書類

となっています。

必要な書類を受け取り、食品衛生責任者養成講習会の申し込みを済ませてから、

基本的な事項の質問をさせていただきました。

(1)カフェ併設自家焙煎店はどの種類の営業許可が必要か?

   飲食店営業許可でよいそうです。

   自家焙煎のみで、試飲サービスをしないのであれば、営業許可は必要ないとのこと。

(2)その営業許可でテイクアウトはできるか?

   ケーキなどの菓子類については、仕入れたものはテイクアウトしてもよいが、

   自分で作ったものについては、店内での提供のみ。

   ドリンク類は、店でつくったものでも、テイクアウトできる。

ここで、疑問。

コーヒーは食品でないのかな?

コーヒーの焙煎は、食品の製造だと思っていたので、許可がいらないというのは、

意外な感じがしたので、再度役所の人に確認をしましたが、入りませんとの事。

確かに、コーヒーの焙煎は200℃位の温度で豆を煎っているし、コーヒーを飲むときも

90℃位の湯で抽出するので、少々のことでは食中毒など起こらないだろうし、法律的に

食品製造としての分類に入らないのも理解はできます。

しかし、実際はどうでしょうか?

焙煎してから袋詰めされるまでの作業を、不衛生な環境や工程で行われば、衛生上

問題があるのではないでしょうか。また、夏場にアイスコーヒーを、水だしやダッチコーヒーを

作る場合もあります。さらに、買ったコーヒー豆で、コーヒーチョコを作る場合も

考えられます。

そうして考えていくと、コーヒーの焙煎も食品製造と考えるべきだと思うのです。

お客様に食品としてのコーヒーを提供するために、焙煎の環境をどうするのか、

焙煎~お客様へコーヒーが届くまでの工程をどのようにするか、などお店作りの

一環として真剣に取り組んでいく必要があるのではと、考えさせられました

当たり前のことなんですけどね。

人気ブログランキングに参加しました。

よろしければ、バナーのクリックをお願いします。

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る